URU系ユニッククレーン

ユニック(URU系)の過巻不良と荷重計の表示不良を修理

どうも、うに君です。

今日入庫して頂いたお車は、URU375Nのデジタル荷重計仕様のモデルになります。

症状としましては、下記の通り。

①フックが過巻ウエイトを持ち上げるまでウインチのワイヤーを巻いても、過巻自動停止で止まらない。

②何も荷物を吊り上げていない空荷の状態でも、デジタル荷重計の数字が4トン程度表示される。

③以前、過巻検出スイッチは交換しているが、症状の改善が見られない。

 

それでは、修理の方をしていきましょう。

 

 

こちらが入庫したての状態。空荷なのに4トン以上の吊り荷重が表示されています。

過巻ウエイトはフックで持ち上げられ、過巻検出スイッチも正常に作動しています。

今回は0点調整ボタン付きのデジタル荷重計でしたので、信号回路中にある信号変換器があります。セオリー通りにブームトップから順番に回路を点検してみた所、この信号変換器の出力に異常がありました。

なので、信号変換器を交換し、空荷の荷重表示、テストウエイトを吊り上げての荷重表示、過巻時の作動状況を点検し、異常がないことを確認して納車とさせて頂きました。

そうそう、点検時にバラした配線を原状回復している際、二芯コードリールの配線の束ね方に間違いが合ったので、こちらもついでに修正しておきました。

写真の熱収縮チューブで一回り太くなっている部分はインシュロック等での凝結禁止となっております(笑)

ABOUT ME
うに君
小型移動式クレーンの化身、うに君です。 長年クレーン整備の現場で働いており、一般社団法人・日本建設機械工業会より『小型移動式クレーン定期自主検査者』の認定を受けているガチのクレーン整備士です。